代表挨拶
ホームページをここまでご覧いただき誠にありがとうございます。
2代目の代表 青木陽平です。
私は家づくりは結婚と似ていると考えます。
①基本的に一生に一度の大きなイベントであること
②しなくてもいいけど、しないと得られないものがあること
③最初から完璧な相手は存在せず、自分と相手のことを理解し合い、お互いに協力し合っていく必要があること。
以上の3点が共通点だと思うのですが
特に③番が家づくりを納得したものにするうえで
大切であると考えます。
そのためお客様にとってかけがえのない家を建てる大切なパートナーが青樹工務店でいいかを検討するうえで少しばかり私のことについて知ってもらえたらと思います。
お見苦しい点が多々あるかとは思いますが、熱くお話させていただきたいと思います。
私が2代目になるまで
私は1992年7月9日に青木工務店初代の青木明男と久子の間に4番目の長男として生まれました。
姉3人の後にようやくできた跡継ぎということで大変かわいがられて育つのですが、
先天性の親不孝な私は365日中360日仕事漬けの親の後だけは継ぎたくないと思いいろんな職業に憧れてきました。
最初はプロ野球選手。10歳で野球をはじめそれからは「俺はどうせプロになるから」を口癖にすべての家業の手伝いを拒否。
しかしその後高校野球で現実を知り、次はテレビ局のスポーツアナウンサーになりたいと親に建築とは全く関係のない私立の大学の学費とアナウンススクールの学費まで出してもらいテレビ局を目指して大学生活を送りますが結局テレビマンにもなれず。
次はテレビ局の勉強のために見ていた半沢直樹のドラマを見て、「俺も実家が自営業だから銀行員なら頑張れそうだな。」と思い銀行に就職します。
銀行では法人営業を担当し、様々な業種の会社様とお取引をさせていただく中で、本当に活躍している会社や人にはその人にしかできないないなにかがあることを学びました。
「自分にしかできない何かって何だろう」
そう考えているときに先輩から「お前んち実家大工さんだよな?これ面白いし勉強になるから読んでみな」
と「高学歴大工集団」という本を渡されました。
この本は静岡県にある平成建設(創業者 秋元久雄さん著)さんに関する本です。
大工は素晴らしい職業であること、家づくりは人を直接幸せにできる最高の仕事であること、そのことがきっちり若者に伝われば自然とやる気のある若者は集まってくると書かれており、
実際に平成建設には東大や早稲田を出たような人まで大工になりたいと志望してくるそうです。
「すごい建設会社があるだな。そういえば俺の実家はどんな会社なんだろう??」
生まれて初めて自分の心の底から家業に興味を持ち、父の建てた家の見学をしながら話を聞いてみることにしました。
すると父は性能と自然素材と大工の技術にこだわった家づくりをしていることがわかりました。
父が建てた家で家中どこでも同じ温かさや涼しさを実現しているお家を体感した時に、
「こんなに素晴らしいものを建てているのか。大工さんていい仕事だったんだな。」
と感じ、
「父がこれまで造り上げてきた家づくりと工務店としての会社を継いで、自分が大好きな茨城や栃木で生活する人を相手に商売ができること。これは自分にしかできないことな気がする。」
そう確信し銀行を退職して青木工務店に入りました。
親の仕事を継ぎたくないと思い家業から遠ざかろうとしていた私でしたが、建築一本の人生ではなかったからこそ今は心の底からこの仕事をやりたいと思って日々を過ごすことが出来ていると思います。
最後になりますが
私は本当に輝く家にはこの施主とこの大工だからできるなにかがあると考えます。
そのなにかを一緒に見つけることが出来たらそれは私にとって一生の幸せになります。